【 イワシのバワー 】
皮と身の間はイワシの体の中でも最も多くの脂肪があるところ
脂肪の中にはDHA・EPAがたっぷり

★DHAの仕組み
 ・DHAは脳に運ばれる栄養素のひとつ
 ・脳細胞を活性化し、その能力を向上させている
 ・脳の神経細胞を高めるのと同じように視神経の細胞の
  活性化を高める
           (農林水産省食品総合研究所機能生理研究所)

★老人性痴呆症にも効果あり

★中性脂肪を低下させるEPAの効果
 ・EPAは肝臓の機能を高めて中性脂肪を取り込んで
  分解して排泄させる
            (農林水産省食品総合研究所機能生理研究所)

★イワシペプチドの血圧抑制作用
 ・イワシペプチドとは、イワシの身の部分から抽出される物質で、
  タンパク質に含まれ高めの血圧を抑制する効果がある。
 ・酵素アンジオテンシン1がアンジオテンシン2に変わると血圧を上げる
  働きがでてくる。その変化をさせるのがACE酵素。
  高血圧は脳卒中などの様々な病気を引き起こす。
  イワシペプチドを摂取すればACE酵素の活動を阻止する。

  高血圧防止には一日にマイワシ1尾(100g)でOK!
  イワシペプチドは加熱で更にパワーアップ!!

★イワシのカルシウム吸収率は牛乳に近い
 ・牛乳39.8%  イワシなどの魚32.9%
 ・カルシウム量 丸干し1匹(50g)=牛乳3杯分(700ml)
            (日本女子栄養大学家政学部栄養学科研究所)



アトピー性皮膚炎 治療に魚食のすすめ
 
魚の不飽和脂肪酸で 重症患者も治癒

イワシやサバの魚に多く含まれる不飽和脂肪酸を摂取すると
子供のアトピー性皮膚炎の治療に有効であることが大阪市立医学部グループの研究で分かり、
国立京都国際会館(京都市左京区)で開かれた日本小児アレルギー学会で発表された。
アトピー性皮膚炎の従来の治療は、効果が表れにくく決め手がないだけに、
成果が注目された。
アトピー性皮膚炎を悪化させる原因は、食べ物の脂肪酸のバランスの乱れが知られている。
特に不飽和脂肪酸のうち、食物油に多いリノール酸の系列と、
マイワシやサバ、サンマなどの魚に含まれるエイコサペンタエン酸(EPA)と
ドコサヘキサエン酸(DHA)の系列を適切に取ることが重要である。

い わ し の 効 能